年の功 偉大な言葉

2019年7月15日

今日、ご来店お付き合い20年になる女性のお客様をカットさせていただいているとき

「何かストレス抱えてる?」

って、聞かれたので、最初少しためらったが、

「わが子の卒業・受験・入学招集・高校準備物購入×二人分…3月はあまりにも忙しすぎてて目の前をクリアしていく日々が続いたけど、一段落して思うこと、娘たちにはもう少し家庭状況を理解した行動をしてほしい」

的なことを少なからず思うし、それが少しストレスになってるかな?って答えた

そのあと、そのお客様から発せられた言葉に思わず涙しそうになった

「もし仮に星川さんの子供たちが星川さんや家庭の状況考え背負って顔色見て行動してたら何が変わる?」

って、思ってもなかった質問されたので

よく考えて…

「私が楽になる?」って答えた

「そう♪だからね、星川さんは大変やった思うけど、子供たちは父子家庭って感じず、普通のおうちの子と同じようにのびのび生きてこられた証拠。だから、それで良かったのよ♪」「まだまだ子供は親の大変さやか解るかい(笑)親元離れて初めて有難みに気づくんよ」

この言葉を聞いた瞬間に小学二年の冬から7年間の出来事と同時に

いつもどこかで答えのない育て方への自問自答に

何度も心折れそうになった自分の

娘たちにしてきた生きざまが

肯定されたようで

込み上げてくるものを抑えきれそうになくなった

別に褒められた言葉をもらったとも思っていない

ただ、考えたこともなかった言葉だった

子供が家庭状況のウエイトを大きく考えてたら、得たものは私の楽さ

失ったものは子供らしさ

が、起きてたかもしれないこと、考えもしなかった

子供20歳までを一つの親の節目と考えたとき

3/4が終わった

子が大きくなるにつれて親の負担する大変なものも移り行く

たぶん自分は子に対して優しくない

娘だろうとアカンことは容赦なくブチ喰らわしてきた

時にやりすぎたと反省し

また時にはどう伝えればこの子たちが理解し行動できるのだろうと真剣に考えた

そして

いつも育児の壁に当たった時、共通してることは

 諦めて投げることは決してなく、とことん付き合ってきた

育児を通じて学んだことは偉大で

私を成長させてくれたことは間違いない

それが、スタッフ育成への大きな橋掛けになったのも間違いなく

サロンの経営スタイルの中で大きく跳動したのも間違いない

同じ言葉を聞いてもそれが刺さるか否かはその人の生きざまと考え方

そこには正解はなく

否定もない

私にとって今日心に響いた大きな言葉は、大切にし今後も成長の糧にしたいと思った

感謝しかない

3/15 双子の娘たちの卒業式より